小学校受験では親のスペックも気になりますが、
子どもの学力は年収や学歴よりも環境に左右されます。
教育によい環境づくりをしてあげることが大切です。

親のスペックは受験に影響する?

学力は親の年収や学歴よりも環境が大事

子どもの学力は親の年収や学歴によって左右する部分があると言われています。国勢調査のデータを見ると、親の年収と子どもの学力には一定程度の関連性があり、年収が高い世帯は子どもに教育費を多くかけることができるため学力は向上する傾向にあります。

それ以上に関係性が強いのが地域の大卒人口率と子どもの学力です。大卒人口率には地域差があり、全国平均では19.9%ですが、東京の文京区の場合は51.5%と半分を超えます。子どもの学力テストの平均点は、その地域の大卒率と非常に強い関係があり、大卒住民が多い地域ほど子どもの学力が高い傾向にあるのです。

これは学力が高い親からは頭のいい子どもが産まれるというような遺伝的要素ではなく、学歴が高い親は子どもにも高い学歴を求めることが原因と考えられています。小さい頃からの教育方針や周囲の環境を整えることで、子どもが自然に学習をする時間が増えるためです。

たとえば、自宅にある蔵書の数が多いことや、習い事に通わせていることが子どもの学力に影響するのです。しかし、親の年収や学歴が低いからと言って悲観する必要はありません。子どもがしっかりとした教育を受けられる環境を整えてあげることで、確実に学力は伸びるのです。

受験突破のカギは父親が握っている

小学校受験の合否のカギは父親が握っていると言っても過言ではありません。最近では多くの子どもが幼児教室で訓練を積んでいるため、試験官は親を見て判断するようになっています。ところが、多くの母親は模擬面接を受けているため、ほころびを見せません。そこで父親がターゲットになり、父親との面接や、子どもに父親のことを聞くことによって普段の生活を判断するのです。

その結果、父親に関する面接で合否が決まるケースが増えているようです。近年では父親も模擬面接などの準備をするようになってきましたが、続けざまに質問をされると上辺だけ取り繕っていても見破られてしまいます。面接官は「それを見て〇〇さんは何と言いましたか?」「その時にはお父様はどうされていましたか?」など、具体的な言動を問われることも少なくありません。

そのため、父親にできることは日頃から子どもと密に接することが非常に大事になってきます。休日に子どもから公園に連れて行って欲しいと言われたら、すぐに行く準備を始めるくらいでなければ子どもの印象には残りません。こうすることで、面接時にも実際の出来事をありのままに話すことができるようになります。

なお、シングルマザーの家庭ではネックとなる父親の存在は気にすることなく受験に臨めるため前向きに考えることができます。また、シングルファーザーの家庭では父親が母親の役割を担うことになるため、これもハンデとはならないため、気にする必要はありません。